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久しぶりに村上春樹の本を読みました。
女の子がメインで話が進んでいくんですが、めずらしいパターンだなと思いました。
また、過去に読んだ作品についてそんなに鮮明に覚えていませんが、アフターダークはやけに視覚的な描写が細いなという
印象を受けました。村上春樹といえば、視覚というよりも聴覚、というか、音楽の描写が多い印象があったのですが。
常々、思うのですが、村上春樹の小説を読んでいるとデビット・リンチの映画を思い出します。
具体的に説明するのは難しいですが、不思議な雰囲気で現実には起こりえないというか、そもそもそういった意味のリアリティは
追求していないのでしょうが、現実と夢の狭間でおこっている出来事を描いたような、なんとなくふわふわしてて、
けれど、実体があって。。。そういう作家なので、好きな人は好きだと思いますが、受け入れられない人は受け入れ
られないでしょう。デビット・リンチの映画がそうであるように。
今回、羊男は登場しませんが(羊男が出てくる作品も少数ではありますが。。。)、やっぱり猫は登場します。
必ず猫がどこかに出てくるっていうのも村上春樹の小説な感じですが。
で、実際、おもしろいのかどうかと問われたならば、主人公?の女の子が知り合いに似てて、なんとなく親近感の
わく小説でした。個人的には好きですが、おもしろいかどうかはご自分で判断してください。
アフターダークはそれ以外の作品とは違って、どちらかというと、現実的な側面が多いので、村上春樹を読むのが
初めての人もあまり違和感がなく読めるかなと思いました。
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