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アニメ版の放映、「HOW TO READ 」の発売、11月に映画の後編とまだまだ話題の「デスノート」。
「HOW TO READ 」は L の本名が明かされるということで、思わず手に取った方も多いのでは?
L の本名は、「…ふーん」というくらいなのですが、そんなことでこのマンガの魅力が落ちるわけもなく。ジャンプで描ききれなかった「その後」も見られるので、「HOW TO READ 」は一読の価値ありです。
「デスノート」は、週刊少年ジャンプで2006年5月まで連載していたマンガです。作画は「ヒカルの碁」の小畑健さん、原作は大場つぐみさんという経歴不明の謎の人物が担当しています。
主人公のライトが、名前を書かれた人物が死ぬ「デスノート」を拾い、死神のリュークと出会うところから物語が始まります。ライトはデスノートの魅力にとり憑かれ、新世界の神となるべく、犯罪者を次々にデスノートで殺してゆきます。やがてその存在は大量殺人者「キラ」として世間に知られるようになり、キラを追うべく、謎の探偵「 L(エル)」が調査を開始します。L の存在を知ったライトは、警察局長である父の立場を利用して L に接触し、L はライトを疑いながらも、協同して捜査を行うようになります。ライトと L ──心をゆるすことはないけれども、知力を認めあった二人の息詰まる頭脳戦が、デスノート最大の見所と云えます。
デスノートは、主人公がラストで死ぬのが分かりきっている…という、ジャンプらしからぬ救いのない物語にもかかわらず、小中学生にも大人気でした。
それは、デスノートには、他のマンガにはないキャラクターの魅力があるからではないと思います。
正義感あふれる好青年でありながら、大量殺人犯のライト。外見から行動、食べ物の好みまですべてが常識はずれの L 。家族を殺されたという過去がありながらぶっ飛んだ明るい性格の持ち主で、ゴスロリファッションで身を固めたミサ、口が裂けられるだけ裂けた死神のリューク、数え上げれば切りがないほどの特異なキャラクターが居ます。そのどのキャラを取っても、他のマンガにはないキャラなのです。
あちこちに散りばめられた罠の細かい部分が、もしも分からなくても、そんな特異なキャラクターたちの心の動きを見ているだけでも面白いのです。
つまり、頭脳戦と心理戦の二つが、デスノートの魅力なのだと思います。
ライトという当たり前の青年が、デスノートによってどれだけ歪められてゆくか、というマクロな視点から見たり、もしもこのマンガの中にデスノートがなかったらどうなっているだろう?ライトと L は友人だっただろうか?…と考えてみたりしても面白いです。
どの角度から見ても万華鏡のようにいろいろな色やかたちを見せてくれる物語です。絵柄も丁寧に描きこまれていて、とても綺麗です。
一度読んでみてください。きっと次が読みたくなります!
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